週末の地震。
皆さん、お怪我などされてませんか?
横揺れだったけれど、
大きくて長くて怖くなりました。
東日本大震災。
あれから、まもなく10年。
震災の後、カラーリスト仲間でチャリティーイベントをして、
そこからのご縁で、
東北で子供達を楽しませる活動をされている方と出会いました。
毎月、11日近くになると、お手紙をいただきます。
今回のお手紙に、とってもほっこり♡
いつも、素敵な切り絵をメインで送って下さるのですが、
最近始めたという筆ペンを使ったイラストで。
人生の大先輩なのに、
常に色々なことに挑戦されていて、見習うことばかりです。
私も!
今年こそ、筆文字アートや絵手紙を始めてみたいな。
さらに気持ちが湧いてきました♪
震災の翌年に。
実際に岩手に行って、
子供達へチャリティーイベントをさせていただきました。
みんな、
何かしらの形で被災した子供達・・・。
楽しそうにワークショップに参加していたけれど、
多く選ばれた色に、当時の心が映し出されている気がして・・・。
複雑な気持ちになりました。
震災直後。
街は灰色で色が消えたから。
カラフルなチャリティーイベント!いいね!!と、
当時、お手紙をくれている方には言われました。
実際に被災した場所を目の前にして。
少し時間がたっていたにも関わらず、
よくテレビで見た景色がほぼそのままで。
そこに街があったなんて嘘みたいに、遠くまで見渡せてしまって。
瓦礫の山もまだあちこちに、建物があっても中身がなかったり。
自然災害の恐ろしさに、言葉が出ませんでした。
色は、心を映します。
癒しにもなるけど、その時々で寄り添う色は変わるもの。
本当なら季節は春で、
どんどん街がカラフルになっていく時だったのに。
街から色が消えた。
街が灰色に・・・。
その言葉は、ずっと忘れられません。
あれから10年。
私自身も母となりました。
子供達の未来が明るく、色も笑顔も増えたことを願うばかりです。
相模原・橋本・町田・八王子・立川・国立を中心に活動中
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カラーリスト 齋藤久美子